~不登校だった私から~不登校の子供を持つ親へのお願い。
私は現在22歳である。
この歳になって初めてカウンセリングを受け始めた。
長年不登校ぎみ・不登校だった私。
カウンセリングを受けている原因は不登校だったことに起因していると思われるだろうか?
いやいや違う。
私は不登校だったことで苦しんでいるんじゃない。
不登校だった私に対する親の対応で今も苦しんでいる。
不登校は乗り越えられる
私が生きてきて出した結論である。
ただしこれには条件があると思う。
①ある程度の社会復帰(存在を認められる場所がある)
②不登校を特別なことだと思わなくなること
③良い出会いがあると尚更良い(恋愛的な意味じゃないよ!)
④色々な人の人生を知ること(不登校を特別なことだと思わなくなる)
でも長い年月はかかることは確かである。
あくまでも私、個人の主観なのでそこまで参考になるものではないかもしれない。
それでも自身の世界が広がればいずれ乗り越えてゆけるものだと思う。
でも。親(家族)のことは...?
少なくとも私は乗り越えられていない。
私の親(家族)はどんな家族だったのか...。
①父が酒を飲むと不登校の私に対しての暴言を吐くように。
②それを止めない家族。
③不登校の私に対して何も積極的に対策をとらない(無理矢理学校に連れてけという意味じゃありません。)
④相談できる家族じゃなかった。
家にも学校にも居場所がなくて辛かった...。
だからこそ私はお願いしたい
○不登校というだけで私を否定しないで
○相談できる存在であって
○学校に私達の居場所はありません。家でも居場所がなくなったらどこで生きてったらいいですか?死ねばいいですか?せめて家は息ができる場所であって欲しい。
○不登校という私が家にいても家の中まで暗くならないで家庭崩壊してかないで。
○私と向き合って
確かに学校に通わせるのは親の義務かもしれません。
でも学校にもし長年通えなくても将来○○について学びたい!と思うときがきたら人はきっと勉強します。
今勉強できなかったからといって一生勉強できないわけじゃありません。
人はやり直せる。学びなおせる。だから不登校ぐらいで狼狽えないで親にはドーンと心広く否定せずに構えてて欲しい。
まあでも私の個人的な意見です。
私は親を恨んでいるのか?
いいえ。全然恨んでいません。
恨んでいる時期は確かにありましたが、一人暮らし始めて物理的な距離が親とできて
少しずつ少しずつ客観的に見れて親があの当時は当時なりに必死だったこと、不安だったことに気付きました。
親も人間ということに気付きました。
今ではそれなりに仲が良いです。
でもそれでも親(家族)に関して今更になってカウンセリングを受け始めたので
やっぱり根深いなあと思うわけです。
(ちなみにカウンセリング受けてることは親には言ってません。)